実例忙しい現場を回しながら、こんなモヤっとした気持ちありませんか?
今のお給料、社長の「感覚」で決めていませんか?
少しだけ、正直に振り返ってみてください。
「最近訪問件数も多いし、少し給料上げてあげよう」
「このスタッフ、文句も言わず入ってくれるからボーナス多めで」
「忙しい時に残ってくれたし、このくらいでいいだろう」
訪問看護でも、飲食でも、清掃でも、
頑張りが目に見えるからこそ、感覚で判断しやすいのが現実です。
でも、社員・スタッフ側はどう感じているでしょうか。
何を頑張れば評価されるのか分からない
忙しさに対して報われているのか不安
将来もこの仕事を続けていけるのか見えない
ここにズレが生まれやすいのが、成長期の会社です。
そして、このズレから離職につながってしまったり、社員のポテンシャルを活かせないのはとてももったいないことだと思います。
社長の「理想の動き」、現場に伝わっていますか?
例えばこんな場面、思い当たりませんか?
利用者さんへの対応姿勢を大切にしてほしい
ただ件数をこなすだけでなく、報告・連携も重視したい
言われたことだけをするのではなく、積極的に売り上げが上がる工夫をしてほしい
忙しくても笑顔で接客してほしい
アルバイトにも責任感を持って動いてほしい
見えない部分まで丁寧にやってほしい
クレームにならない気配りをしてほしい
社長の中では「当たり前」でも、
社員やスタッフは「そこまで求められているとは知らなかった」
というケースも実は少なくありません。
そして伝えたつもりでも、基準として整理されていないと伝わっていないことがあるのです。
人事制度は「現場で大切にしてほしいこと」を形にするもの
人事制度というと、大企業の話のように感じるかもしれません。
でも本質はとてもシンプルです。
「この会社では、何を大切に評価するのか」を明確にすることです。
目指す姿がわからないまま、ただ日々の業務をこなすだけより、イキイキと同じ方向を目指して会社も社員も成長し続ける方がもちろん売上や利益も上がっていくんですよね。
利用者・お客様対応
チームワーク
責任感
継続して働く姿勢
これらを言語化し、評価の軸にします。
そうすることで、社員は「どう動けばいいか」が分かる
現場リーダーも指導しやすくなる
社長の想いがブレずに伝わる
ようになります。
賃金制度は「忙しさ」と「頑張り」に納得感を持たせる仕組み
現場仕事が多い業種ほど、
「忙しいのに給料が上がらない」「頑張っても変わらない」
と感じさせてしまうと、離職に直結します。
もしくは、適当に働いてそれなりのお給料をもらっておこう、とモチベーションの低下につながります。
賃金制度では、
どんな働き方・成長で
どのくらい給与がもらえて、どのくらい上がるのか、さがるのか。
将来どこまで目指せるのか
を整理します。
社長の感覚ではなく「仕組み」で説明できるようになると、
給与の話もしやすくなり、社員の不満も減っていき、モチベーションの向上にもつながります。
人事制度と賃金制度の導入について
「忙しくて制度作りどころじゃない」「何をどうしたらいいかわからない」
そう感じる経営者の方がほとんどです。
実は、社内でプロジェクトを組んで、新人事制度を作っていくことも可能ですが、経験や知識が不足していることで、余計に時間がかかってしまったり、適正な制度にできない可能性もあるのです。
一方で、専門家やコンサルタントに丸投げをするべきかというと、そうでもありません。
社内の業務内容であったり、現在の社員の経験値、性格等を含め現場を十分に理解していないと、マッチした制度にならず、意味のない形式上の制度になってしまう挙句、費用は数百万円と膨大になってしまう可能性もあります。
よって人事制度導入には、経営者や一部の社員の協力は不可欠と言えます。
おすすめは、社会保険労務士などの専門家やコンサルタントと一緒に進めることです。
現場のことは経営者が、制度導入の仕組みなどの知識は専門家が担当することで、最低限の時間と労力で一緒に自社にマッチした理想の制度を作り上げることが可能です。
完璧な制度ではなく、
今の規模・今の現場に合った制度から始めることが重要です。
制度導入後、現場で起きる変化
制度が動き始めると、こんな声が聞こえてきます。
「何を意識すればいいか分かりやすくなった」
「評価されている感じがする」
「長く働くイメージが持てるようになった」
結果として、
定着率の向上・現場の雰囲気改善・社長の現場負担軽減
につながっていきます。
助成金を活用して導入できる可能性があります
制度整備によって、
働きやすい環境づくり・人材の定着・確保
を行う企業を支援する助成金があります。
条件に合えば、費用負担を抑えて導入できる可能性があります。
現場を守りながら、会社を整えるために
・うちの業種でも制度は必要?
・今の人数で意味がある?
・助成金が使えるか知りたい
そんな段階のご相談でも構いません。
現場を知っている社労士として、ご支援します。
社員も、会社も、これから先も続いていくために。
まずはお気軽にお問い合わせください。

